いっそ大選挙区制度

(2003/11/17記)


衆議院議員選挙が終了した。

選挙が終わって、政党が無くなったり党首が辞任したりといろんなことが起きているようだが、選挙当日の日曜日はご多分に漏れず私も投票所のある母校の小学校に出掛けてきた。

しかしつまんないよねー。小選挙区は当選が1人だけ。その1席を巡って白熱した戦いを繰り広げている選挙区もあるのだろうが、うちの選挙区ときたらやる前からほとんどこの人で決まりだろうという候補者がいて、まあそのチビタくん(仮名)は拉致問題で頑張っている人だし投票してもいいかなと名前を書いたら案の定当選。ま、それほど結果の見えない比例区もあるのが救いだけど。

もうこまごました小選挙区制度なんか止めて、いっそ全国一律の大選挙区制度にしたらどうだろ(笑)。

それってかつての参議院選挙に似たようなものがあった様な気がするが、大選挙区と言うからには1区だけで全員を選んでしまうのである。定数480人のところ1870人が立候補しました、みたいな。投票所で選ぶのがほとんど不可能という問題はあるが、こうなると選挙地盤も関係なくなっちゃうし、候補者は出来るだけ全国を回るか地元一点に絞って活動をするか、いっそ選挙活動をやめるか(笑)などのいろいろな選択を迫られる。小泉首相とか菅直人とか田中真紀子などの有名政治家が全国一律の投票でどれくらい票を伸ばすか見物だし、選挙速報もあっちこっちの開票結果を伝えなくて済む。

もちろん、投票する方も予め誰かに決めていないととてもじゃないと投票所で一人に絞り切れないから、政党で投票するという手もありとする。政党で集まった票については今までの「ドント方式」もめんどくさいので、その政党に属する人で頭割りで分けてしまおう。

でも最近は政党でも何処を選んだらいいかよく分からんよね。そんなわけで第3の選択方法として「争点で選択」というルールを作ってみてはどうだろう。

方法はこんな感じ。マスコミでも識者でも評論家でも、誰でもいいからシビアな「争点」を10個くらい選定してもらう。「憲法9条は改正する?」「郵政の民営化に賛成?」「北朝鮮拉致被害者家族は腕ずくでも日本に連れてくるべき?」「イラクには自衛隊を派遣するのか?」「消費税は廃止/今のまま/税率アップもOK?」……などなど。そして、候補者にはそれらについて自分の主張する方の選択枝をそれぞれひとつ選んでもらうのである。ただし、回答を避けたい項目についてはパスするのも自由。

そして個人でも政党でも選べない有権者はこれらの争点について一つだけ、自分の希望を書くのである。「郵政は民営化反対!」「消費税は今のままがいい」……などなど。そしてそれらの票については比例と同じくそれらの選択枝を選んだ候補者で頭割り。もちろん回答をパスした候補者はどちらの選択枝の票も分けてもらえない。

ま、ルーレットで言えば直接数字にチップを置くのが個人に投票、列の一番下に置くのが政党への投票で、赤か黒か、偶数か奇数か、はたまた24までか25以上かにチップを置くのが政策による投票ということになるかも。「消費税税率アップOK」なんてそうそう誰もが好きこのんで選択するとは思えないが、票数が少なくてもそれを選択した候補者も少なければ頭割りの母数も少なくなるし、まじめに必要性を訴えれば案外票数が伸びたりすることもあるかもしれない。

……なーんて選挙にしたら投票率ももうちょっとは上がるんじゃないかなと、実際こんな選挙をしたらその後の政治はどうなるんだろう、なんて事はちっとも考えずに書いてみました。どんなもんでしょう。


2009年の補足説明

今からおよそ6年前の衆議院議員選挙前に書いた記事です。書いていることはむちゃくちゃですが、こんな制度だったら投票や開票速報も今よりは楽しくなるかも……と思い、勢いで書きました。消費税や憲法改正、拉致問題あたりは今でも通じる課題ですが、今ホットな景気対策はちょっと選択枝が作りづらいですね。

ちなみにこの記事を書いた後に引っ越しを行っているので、今住んでいる所の選挙区の有力候補者って誰だかよくわかりません。


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